赤ちゃん、兄弟、家族歴について

アトピー性皮膚炎は赤ちゃんのうちから、問題になる病気なのでしょうか?

早い子ですと、生後1ヶ月からですが、多くの場合は生後4ヶ月頃に顔や耳の周りに、赤い湿疹が出てきます。ヒドイ場合ですと、ジュクジュクした汁が出て、ひっかき傷が無数にみられます。引っ掻いて、髪の毛をむしり取ってしまう子や、痒みで眠りが浅くなって、一日中不機嫌になる赤ちゃんもいます。

兄弟にアトピーがあると、必ず生まれてきた子にアトピー性皮膚炎の症状が出てきますか。

アトピー性皮膚炎は、家族内に皮膚炎、鼻炎、喘息といったアトピー疾患を持った人がいる場合が多いとされていますが、ハッキリしないことも多いです。
兄弟にアトピーがあるからといって、必ずその子もなるわけではないです。
ただし、この病気には生活環境が関わっているようで、一緒に生活する家族にアトピーがあると、 生まれてきた子にアトピーが出ることは多いと思います。

治療はどのようにするのでしょうか?

まずは、スキンケアが大切です。皮膚の乾燥が基本の症状ですので、湿疹のある場所が悪化した場合には、石けんを用いないことをおすすめします。特に大人に使うボディローションのような液体石けんは使用しないようにしてください。治療で良くなったら、固形石けんで軽くすすぎ洗いして結構です。そのあと、刺激の弱い軟膏で保湿するとよろしいです。それで、改善しなければ皮膚科を標榜している所に受診してください。

食物アレルギーについて

アトピー性皮膚炎で卵が食べられないとよく聞きますが、どのようなものでしょうか?

生後4ヶ月頃のアトピー性皮膚炎の子にラスト法という血液検査をしますと、約半数に卵に陽性反応が見つかります。そのほかに、1割位に牛乳の陽性反応が見つかります。この検査で陽性だからといって、必ず卵アレルギーがあるわけではないのですが、実際に食べるのを制限をした方が良い場合があります。

アトピー性皮膚炎で卵のアレルギーと診断されたら必ず制限をしたほうがよいのでしょうか?

卵のアレルギーについては、食事制限をしてもしなくても、10才までには大半の方が自然になおってしまいます。しかし、明らかに卵でアトピー性皮膚炎の症状が悪化する場合は、主治医の医師の指導の元に制限をした方が良いと思います。

食事制限は辛いし、成長に影響が出そうで気がすすみませんが、薬で 卵のアレルギーを直せませんか?

インタールという抗アレルギー剤の飲み薬が健康保険の適応を持っていますので、使用可能です。医師に相談してみてください。

目の合併症、花粉

花粉によって春と秋に顔や目が痒くなります。最近、薄曇りの日でも眩しく感じるので眼科に行こうと思っています。アトピーによる眼科的合併症には、どんなものがあり、どのような治療を受けるのか教えてください。

アトピー性皮膚炎の患者さんに、なんらかの眼科的な異常を伴う頻度は、国内では30-55%位とされていて、決して侮れない状態です。
詳しくはブログで解説させて頂きましたのでこちらをご覧ください。

花粉症との関係もあるのですか?

アトピー性皮膚炎の患者さんは、スギ花粉の季節などに花粉症皮膚炎といって顔や首に痒い湿疹が出来たり、女性ですと石けんやシャンプー、化粧品などのカブレを起こしたりします。

その場合の治療はどうするのですか?

アトピー性皮膚炎の治療に加えて、花粉症の治療が必要になったり、パッチテストといってカブレる化粧品を見つけ出す検査を行って、カブレないようにすることが大切です。

アレルギーの治療について

多種の花粉、ダニ、ハウスダストなどのアレルギーの治療はどうやっておこないますか?

アレルギーの治療には、アレルゲンを避ける方法と、逆にアレルゲンに体を慣らす減感作療法の2通りがあります。
 アトピー性皮膚炎では、減感作療法は、あまり有効でないと考える専門家が多く、ほとんど施行されていません。そのため、治療法としてはアレルゲンを避ける方法と抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤内服やスキンケアが中心です。

減感作療法は、どんなものですか?

スギの花粉や、ダニ抗原を内服する(シダトレン、ミキティアなど)治療や、アレルギーの原因となるアレルゲンを注射して、アレルギー反応に体を慣らすことを目的に行われる治療法があります。当院ではスギの花粉アレルゲンを内服して慣らす治療を行っております。注射による治療は、痛みを伴うことや元々アレルギーを起こすものを使用するため、アナフィラキシーショックや蕁麻疹、発熱といった副作用や、花粉症や気管支喘息の症状が悪化することもあります。

漢方薬による治療について

アトピー性皮膚炎の漢方薬治療について教えてください

漢方薬治療は健康保険でも行えるため、症状のヒドイ場合にアトピー性皮膚炎の治療に使うことができます。しかし、抗アレルギー剤のように、アレルギー自体に直接効果があるわけではないので、アレルギーの対策を取った上で、漢方薬を治療に利用すると良いと思います。

漢方薬だけで治療はできないのですか?

症状がヒドイ場合は、何がなんでも、漢方薬だけで治療でというのは無理があると思います。ほかのスタンダードな治療法をまず行った上で、効果が思わしくない場合などに考えたほうがよいでしょう。

どんな漢方薬をアトピー性皮膚炎の治療に使うのでしょうか。

今ある症状を改善することを最優先に、漢方薬を選びます。様々な症状、合併症を起こすのが アトピー性皮膚炎の特徴ですから、一人一人使う漢方薬が違いますし、同じ人でも、時期によって使う漢方薬は異なる場合もあります。

大人のアトピー性皮膚炎

大人にもアトピー性皮膚炎があるそうですが、どのようなものでしょうか?

昭和の時代は、大人のアトピー性皮膚炎はあまり多くなかったのですが、平成に入って急に増えてきました。特に顔に治りにくいヒドイ赤みや痒みが出ることが特徴です。
就職・結婚などの時期と重なると、大変なストレスになることもあります。外見の問題でもあり、引きこもりになる場合もあります。また、花粉の時期には顔の皮膚の症状の悪化をみることがあり、その場合は花粉症の治療を併せて行う必要があります。
しかし、高齢まで症状の続く方は稀ですので、辛抱強く治療していくことが大切です。
大人の顔の症状のヒドイ場合は、網膜剥離やアトピー性白内障などの失明の危険を伴う合併症を起こすことがありますので、眼科も定期的に受診された方がよいでしょう。

夏場のアトピーのスキンケア

夏場のアトピーのスキンケアについて教えてください

夏場になると様々な症状でお悩みになられる方が多くいます。詳しくはこちらのブログをご覧ください

温泉の利用法について

私は、ストレスをためないように、温泉に行きます。アトピーの治療法として「温泉療法」というものがあるそうですが、具体的にはどんなことをするのでしょうか?普通に温泉につかるだけでは、効果はないのでしょうか。アトピーのどんな症状に効果があるのでしょうか。誰にでも効果がえられるのでしょうか。

温泉療法については様々な諸説がありますので、詳しくはこちらをご覧ください。

ダニアレルゲン対策

ダニやそのフンなどは、直接肌に触れたり、気管支から入らなければ大丈夫なのでしょうか。例えば、いっぱいダニがつまった布団でも、それが飛び出さないようにきめの細かいシーツでおおってしまえば、大丈夫なのでしょうか。

ダニアレルゲン対策についてはこちらをご覧ください。

精神的変動について

アトピーの症状が、全身に少しずつありますが、カモガヤの時期になると急激に悪化します。そういう時は体が重く感じられ、無気力な状態になってしまいます。アトピーの症状よりも、無気力になってしまう事の方が辛い程ですが、これはどうしてでしょうか。これを乗り切るための薬や方法があったら教えてください。

アトピー性皮膚炎の精神的なことはこちらをご覧ください。

金属アレルギーについて

金属アレルギーの検査を受けようと思っています。陽性になった場合、どのような事に注意すれば良いのでしょうか。今、使っている歯科材料が原因だった場合、外さなければならないでしょうか。

アトピー性皮膚炎と金属アレルギーの関係はこちらをご覧ください

ステロイド外用剤について

顔が赤黒く痒いのですが、ステロイドは使っていません。我慢が出来なくなってきたので、ステロイドを使おうか迷っています。免疫抑制剤を使う方法もあるそうですが、ステロイドと比べた場合の主作用と副作用について教えてください。

ステロイド外用剤の主作用と副作用についてはこちらをご覧ください。

最近、白内障と診断されました。主治医からステロイド外用剤を処方されていましたが、複数の知人から、「ステロイドを塗ると白内障になるらしい」と言われ、塗るのを躊躇して時々しか塗っていませんでした。時々でもステロイドを塗っていたから白内障になったのでしょうか。それとも、塗らずに掻いてしまったからいけなかったのでしょうか。今度、どうすればよいのでしょうか。

ステロイドと白内障の関係についてはこちらをご覧ください。

ストロフルスについて

蚊に刺されやすく、刺された痕が消えません。抗ヒスタミン剤が効果的と聞き、刺された後、痛みを感じたらすぐに、ベナパスタやレスタミンを塗っているのですが、あまり効果がなく掻いてしまいます。ステロイドを使わない対処法を教えて下さい。また、蚊がアレルゲンになっている場合もあるそうですが、検査できるでしょうか。

こういった症状をストロフルスと言います。詳しくはこちらをご覧ください。

入院・災害時のスキンケアについて

(アレルギーとは別の病気で)10日間ほどの入院をして手術を受ける予定で、入院中入浴ができません。スキンケアができないと、とても不安です。予め出来ることはありますか。また、豪雨災害などでスキンケアの出来ない期間をどう乗り越えたらいいか、準備は何が必要か教えて下さい。

入院のスキンケアについてこちらをご覧ください。

入院治療について

入院後、かなり改善しましたが退院後のケアで気をつけなければいけないことはありますか?

入院後のケアについてこちらをご覧ください。

海外への長期滞在について

仕事で外国に何年か移り住む予定です。アトピー性皮膚炎の症状がまだ落ち着かず大変痒みも強く、海外での治療が心配です。長期間薬が欲しいのですが、どうしたら良いでしょうか。

海外の長期滞在についてはこちらをご覧ください。

はじめて当院へ受診される方へ

当クリニックは、治りにくい皮膚病やアレルギーの病気の患者さんに、「西洋医学的治療」だけではなく、医療用の漢方エキスや生薬を用いた「東洋医学的治療」を行っております。 そのため、多種類の薬剤を調剤する関係上、会計での待ち時間が長くなることがありますので、ご理解頂けますようお願い申し上げます。 尚、診療の受付時間からは、特に以下の時間帯の待ち時間が長くなる傾向がございますので、できれば、以下の時間帯以外での受診をご考慮お願いします。

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三田皮フ科クリニック

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