三田皮フ科クリニック
0562-97-8861

漢方薬治療:アトピー

アトピー性皮膚炎の漢方治療について

アトピー性皮膚炎の漢方治療は、 ①乳児期 ②小児期 ③成人期 の3つの時期に分けて考えています。

年齢によって症状が現れやすい部位や悪化する原因が異なるため、それぞれの時期に合わせた治療を行うことが大切です。

乳児期・小児期のアトピー性皮膚炎の漢方治療

乳児期・小児期のアトピー性皮膚炎では、胃腸(消化管)のアレルギーとして食物アレルギーを合併することがあります。そのため、必要に応じて食事内容の見直しや制限を行う場合があります。

乳幼児期は漢方薬のエキス剤が味の面で飲みにくいことがあり、食物アレルギーそのものに対する漢方薬の効果は限定的な場合があります。そのため当院では、まず西洋医学的な標準治療を基本に治療を進めていきます。

また、アトピー性皮膚炎には アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎・喘息などのアトピー疾患を合併することや、花粉症皮膚炎を併発することがあります。季節ごとに悪化因子が変化するため、漢方治療でもきめ細かな対応が必要になります。

花粉症に対して漢方治療を併用する場合もあります。漢方薬による花粉症治療の特長として、眠気が出にくいことが挙げられます。

当院では、皮膚科疾患の治療を行う際にはまず西洋医学的な診断を行い、病因に基づいた治療を優先します。そのうえで治療効果と副作用のバランスを考慮しながら、必要に応じて漢方薬を併用しています。

アトピー性皮膚炎の多くは乳幼児期から小児期に発症し、思春期頃に落ち着くことが多いとされていますが、大人になっても症状が続く場合や成人になってから発症する「成人型アトピー性皮膚炎」もみられます。

成人期のアトピー性皮膚炎の漢方治療

小児期のアトピー性皮膚炎では関節部に症状が現れやすいのに対し、成人期では顔や首に限局して現れることが多く、重症の場合には全身に広がり治療が長期化することがあります。

西洋医学による標準治療では、まずスキンケアを徹底したうえで、ステロイド外用剤や免疫抑制外用剤により炎症やかゆみを抑え、ワセリンなどの保湿剤を併用する治療が基本となります。

ステロイド外用剤は高い治療効果が期待できますが、長期間使用する場合には使用量や強さを調整することが重要です。

標準治療に漢方治療を併用することで、症状の改善に伴いステロイド外用剤を徐々に減量し、使用を中止できる場合もあります。

東洋医学的には、アトピー性皮膚炎では「気・血・水」のバランスの乱れが複合的に関与していることが多く、 気滞・お血・血虚・水毒などが重なって現れるケースが少なくありません。

さらに症状は 季節・体調・ストレス・生理周期などによって変化するため、その時々の状態に合わせて処方を調整することが重要になります。

成人期のアトピー性皮膚炎では 入眠障害 夜間覚醒 就寝時の発汗 寒気 顔面からの滲出液 花粉症の合併 など患者様ごとに異なる症状がみられます。

こうした個人差に細かく対応できることが、漢方治療の大きな特長です。当院では患者様の状態の変化を確認しながら処方を調整し、改善を目指していきます。

OTHER PAGES

ご予約・お問い合わせ

WEB予約

24時間いつでも受付

診察のご予約はWEBから承っています。深夜・早朝を問わずお気軽にどうぞ。

予約サイトへ

お電話

受付時間内のお問い合わせ

0562-97-8861
お電話での予約受付は行っておりません。ご予約はWEBをご利用ください。