当クリニックでは、漢方薬治療は健康保険が使える漢方エキス剤を使用しています。現在は煎じ薬による治療は行っておりません。

通常の漢方治療は昔から用いられてきた脈診や腹診、舌診といった漢方独特の分析を中心に治療薬を決めます。しかし、当クリニックの漢方治療は、まず第一に皮膚科専門医として皮膚の症状を病気の原因や皮膚の病理から分析することから始まります。第二にその病態に合った漢方生薬の効能を吟味して、最も良いと考えられる漢方エキス剤を選択して治療に当たります。

これが、当クリニックの院長が30年来探求してきた方法論で、詳細については著書『エキス剤を用いた皮膚病漢方診療』をご覧ください。

漢方薬とは?

漢方薬の治療は約2000年以上も昔に成立した治療体系で、その時代は血液検査もレントゲンも超音波検査も無かったので、病人の分析をする方法として、脈や腹の状態、顔色、息の匂い、尿や便の状態、舌の状態を見ることしか出来無かったのです。そして、使う生薬も、草や木の根、葉、花、実や、動物や昆虫、蛇、化石、キノコなど自然から得られるものを利用して治療に使ってきたのが漢方薬です。何だか原始的で怪しく思うかもしれませんが、そこに理論的な診断と2種類以上の生薬の組み合わせを組み合わせることで、薬の副作用を減少させて、効果は最大限発揮させるように工夫されているのが漢方治療だと言えます。そのため、現代医学では効果が得られない慢性疾患や検査しても原因のハッキリしない症状に対して漢方治療だと良好な効果を発揮できることがあるため、健康保険も使えるし、多くの日本の医師が治療に漢方薬を取り入れているのです。

西洋医学との融合

医学の発達した現代日本では、最新の検査で得られる情報を元に病気を分析し、科学的理論に基づく漢方薬の運用を重視する方法論が、古代からの脈診や腹診、舌診を重視する伝統的方法論と融合する形で探求されています。皮膚科以外の診療科の病気で検査をしても明確に病態が分からない場合などには、伝統的な脈診や腹診、舌診が特に必要ですが、皮膚病の場合には検査によらなくても病態が分かることが多いため、必ずしも脈診や腹診、舌診が必要ではありません。

当院の漢方を用いた治療法

当クリニックでは、皮膚病の病態(皮疹)を分析し、それに最も合った漢方エキス剤を生薬の薬効から選択する治療を研究して、著書や漢方の学会誌で報告を行ったり、東洋医学会、講演会、漢方研究会で漢方専門医、皮膚科医への情報発信に努めています。

漢方によるアトピー治療

当院のアトピー性皮膚炎の漢方治療は乳児期、小児期、成人期の3つの時期に分けてしっかりと治療をおこないますいます。

漢方によるニキビ治療

皮膚科学的治療だけでは、ニキビ跡が残ることがありますが、漢方治療を早期から行うとニキビ跡が起こりにくくなります。

漢方による酒さ様皮膚炎治療

通常の酒さ様皮膚炎の治療を受けたのに、なかなか治らないときは一度、ご相談ください。

漢方による掌蹠膿疱症・尋常性乾癬の漢方治療

治りにくい皮膚病の代表である掌蹠膿疱症・尋常性乾癬についても通常の皮膚科学的治療に加えて、漢方治療を行っています。

漢方による帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛

ウイルス感染防御免疫の増強効果を期待して漢方エキス剤し帯状疱疹の後に生じる引きつれや潰瘍に対しても漢方エキス剤を使用しています。

漢方による単純性ヘルペスの再発予防

ウイルスを抑制する免疫機能の増強効果を期待して、単純製ヘルペスの再発予防に漢方を用いた治療をおこなっております。

漢方によるその他の皮膚病治療

当院ではイボや手湿疹、爪囲炎、ストロフルス、帯状疱疹など、様々な皮膚病に対して漢方治療をおこなっております。

お子さんに漢方を使用する場合

量が少なくて出来るだけ苦くない、甘味のあるメーカーを選ぶようにすると意外に抵抗なく飲んでいただける場合があります。

漢方薬の副作用について

漢方薬は原則論さえ間違わなければ、命にかかわるような副作用を起こすことも少なく、その意味で安全な薬だと言えます。もちろん、効果がある薬である以上予期しない副作用が出ることはあります。服用することで、新たに出てきた症状があれば診察時にどんなことでもお知らせください。飲み続けて良いのか、中断あるいは変更した方が良いのかを検討しながら治療にあたることが大切だと思います。多少時間が掛かっても、長期的に考えて患者さんのためになる治療を第一に考えると、アトピー性皮膚炎の重症例には、漢方薬を使った治療が現実的に有用だと考えています。

当院の漢方は健康保険が使えます。

漢方の治療費は、保険収載されたエキス剤を使用しているため、健康保険の範囲内で行っております。

はじめて当院へ受診される方へ

当クリニックは、治りにくい皮膚病やアレルギーの病気の患者さんに、「西洋医学的治療」だけではなく、医療用の漢方エキスや生薬を用いた「東洋医学的治療」を行っております。 そのため、多種類の薬剤を調剤する関係上、会計での待ち時間が長くなることがありますので、ご理解頂けますようお願い申し上げます。 尚、診療の受付時間からは、特に以下の時間帯の待ち時間が長くなる傾向がございますので、できれば、以下の時間帯以外での受診をご考慮お願いします。

■平日 12:00 ~ 12:30 / 18:30 ~ 19:00 ■土曜日 13:00 ~ 13:30
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三田皮フ科クリニック

愛知県豊明市阿野町滑1-1

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