掌蹠膿疱症・尋常性乾癬とは
掌蹠膿疱症や尋常性乾癬は、慢性的に症状を繰り返す代表的な皮膚疾患です。皮膚に赤みや厚み、かさつき、膿をもった発疹などが現れ、長期間にわたって症状が続くことがあります。
症状の程度や経過には個人差があり、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら経過することが多いため、根気よく治療を継続することが大切です。
主な症状について
掌蹠膿疱症では、手のひらや足の裏に小さな膿をもった発疹が繰り返し出現し、皮膚の赤みやひび割れ、痛みを伴うことがあります。
尋常性乾癬では、皮膚が赤く盛り上がり、その表面に銀白色の鱗屑(りんせつ)が付着する特徴があります。肘や膝、頭皮、腰まわりなどに現れることが多くみられます。
いずれの疾患も慢性的に経過するため、症状の変化に合わせた治療調整が重要になります。
当院の治療について
当院では、外用薬による治療や紫外線療法などの標準的な皮膚科治療を基本としながら、症状や体質に応じて治療を組み合わせて行っています。
掌蹠膿疱症や尋常性乾癬は、アトピー性皮膚炎などと比較して治療効果がゆっくり現れることが多いため、経過を見ながら継続的に治療方針を調整していきます。
また、炎症体質や再発傾向が強い場合には、漢方薬による体質改善を目的とした治療を併用することがあります。
エキシマ光線療法について(保険診療)
難治性の局在性皮疹に対しては、健康保険適応のエキシマ光線療法を行っています。
当院では、セラビームUV308miniを使用したターゲット型紫外線照射を行っており、病変部に集中的に照射することで炎症の改善を促します。
エキシマ光線療法は、掌蹠膿疱症や尋常性乾癬のほかにも、アトピー性皮膚炎、尋常性白斑、円形脱毛症などの治療にも使用されています。
- 健康保険適応の治療が可能
- 病変部に集中的に照射できる
- 正常な皮膚への影響が少ない
- 外用薬だけで改善しにくい症状にも対応可能
掌蹠膿疱症・乾癬の原因について
掌蹠膿疱症や尋常性乾癬の原因は完全には解明されていませんが、免疫機能の異常や体質、ストレス、生活習慣、喫煙、感染症などが関係していると考えられています。
症状の程度や再発頻度には個人差があるため、患者様の状態に合わせた治療が重要になります。
このような方はご相談ください
- 手のひらや足の裏に膿をもった発疹が繰り返し出来る
- 皮膚が赤く厚くなっている
- かさつきや鱗屑が続いている
- 塗り薬だけでは改善しにくい
- 症状が長期間続いている
- 光線療法を検討したい
掌蹠膿疱症や尋常性乾癬は、適切な治療を継続することで症状の改善が期待できます。気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください。